■2022.05 最新の内視鏡システム「EVIS X1」を導入しました
当院では内視鏡によるがんなどの早期診断を目指して内視鏡システムEVIS X1を導入しました。病変の発見・診断・治療の質や検査効率の更なる向上を目指した技術を搭載しており、がんなどの消化器疾患の早期発見・早期診断に寄与できると期待しています。
■2020.10 新しい極細径内視鏡スコープGIF-1200Nを導入しました
当院では内視鏡検査による患者様の負担を軽減するためにオリンパス製の極細径内視鏡スコープGIF-1200Nを導入しました。新型CMOSイメージセンサーを搭載し先端外径 5.4 mmの細さを維持しつつ、明るくノイズの少ないハイビジョン画質に対応した極細径スコープです。このスコープを使うことでさらに苦痛が少なく、かつ精度が高い胃カメラ検査が可能になると思われます。これにより今まで以上にがんなどの病変の発見に寄与できると期待しています。
がん等の増殖には、血管からの栄養補給を必要とするため、病変近くの粘膜には、多くの小さな血管が集まりやすくなると考えられています。
従って、この小さな血管をいち早く発見することが、がん等の病変の早期発見には重要です。
「NBI」は、血液中のヘモグロビンに吸収されやすい狭帯域化された2つの波長の光を照射することで、粘膜表層の毛細血管、粘膜微細模様が強調表示される観察技術です。
血管を高いコントラストで観察するために、
(1)血液に強く吸収される。
(2)粘膜表層で強く反射・散乱される
という特長を併せ持つ光の利用に着目し、粘膜表層の毛細血管観察用に青色の狭帯域光(390 ~ 445nm)、そして深部の太い血管観察と粘膜表層の毛細血管とのコントラスト強調用に緑色の狭帯域光(530 ~ 550nm)を使っています。
これにより、病変の早期発見に寄与することが期待されています。
ハイビジョン画質の高精細画像機器を採用しています。